フィンジアの効果は実証試験で確認されています。データがあれば疑う余地はありませんよね。
なので、そのフィンジアを私も使って効果を確かめました。結果は、「フィンジアを選んでよかった〜」
フィンジアの効果を解説、最初は私の体験から始めましょう。
Contents [hide]
フィンジアの実体験をレビュー・1年使った経過の全記録!
フィンジアを1年使った体験・私が感じたことをまとめると?
国内外の試験でも示されているフィンジアの効果とは
フィンジアには副作用の心配はないのか?
まとめ
フィンジアの実体験をレビュー・1年使った経過の全記録!
ともかくフィンジアを1年間使い通しました。フィンジアを受け取ってからの1年間を、すべて書いていきたいと思います。
フィンジアが届いて育毛スタート!
注文してから3日目に、宅配便で荷物が届きました。ちょうど留守中で家族が受け取り、何を買ったのか尋ねられました。
プリンターのインクカートリッジだと答えましたが、こんなウソがつけるのも、ダンボール箱は無地で、貼り付けた伝票にも品名は印字されないから。
伝票には私と販売元の住所、品番らしい数字が並ぶだけです。中身については全くわからない外観でした。
箱を開けたらパンフの下にフィンジア発見
自室で箱を開けると、ビニール袋に入ったパンフレットがたくさん入ってます。それを出すと、やっとフィンジアの黒い箱とご対面。
ダンボールの台紙に乗ったフィンジアは、台紙ごとラップで巻いて固定されています。トラックに揺られても箱の中で動かないための工夫ですね。
おかげでフィンジアの箱がつぶれたりせず、きれいな状態で届きます。通販では箱の変形ぐらいは日常的ですが、フィンジアは大丈夫。
箱の中身を全部出してチェック
ダンボール箱から出したものを広げて整理します。全部でこれだけ。
フィンジア
フィンジアのマニュアル・説明パンフ
フィンジアブランドの紹介パンフ
使用タレントへのインタビューパンフ
挨拶状
全額返金保証説明書
すぐ必要なものはフィンジアとマニュアル。それ以外は全部箱に戻して保管します。
パンフ類はあとで見るし、全額返金保証の説明書とダンボール箱も、あとで必要になるかもしれないので残しておきます。(購入前に他のサイトで学んだ知識)
フィンジアを手に取って観察
そして、主役のフィンジアです。黒い箱から出てきたのはやっぱり黒いフィンジアの本体。
黒地に金文字は高級感を出す定番だな…などと思いながらフィンジアを眺めると、やっぱり値段に見合う品の良さに満足です。
本体はかなり小ぶりな外観で、手の平に収まる小さいボトル。ぜいたくにジャブジャブ使わず、上品にササッと使うイメージかな。
大きいサイズだとかさばります。例えば1泊の出張ぐらいなら置いて行くんですが、フィンジアなら、バッグのポケットの隅に楽に入りますね。
フィンジアの中身を厳しくチェック!匂いは大丈夫?
外観に続いて、ボトルの中身をチェックします。
フィンジアの匂いはどんな匂い?
手のひらにプッシュしてみると、まず匂いに気づきました。そんな強烈なものではないんですが、はっきりした匂いです。
どうもアルコールの匂いを一番強く感じますね。育毛剤ならほとんどが使っているエタノ―ルです。そのほかの植物成分の匂いも混じっている感じですかね。
いずれにしてもすぐ消えます。乾けば匂いが残ることはないので、そのまま仕事に行っても問題ないでしょう。
フィンジアに色やベタつきはない?
手の平に出したフィンジアをよく見ると、黄色系の色がついています。はっきりした色つきではなく、無色ではないといった感じ。もちろんシャツに色がついたりはしません。
液の質感は水みたいなサラサラの液体です。トロミなどは全くないので、生え際あたりにプッシュし過ぎると垂れてくるかも。
サラサラのほうが髪がべた付かないし、頭皮に塗り広げやすいというメリットが大きいですね。容量が少ないこともあって、延ばしやすいサラサラにしているのかもしれません。
実際に頭皮にプッシュしてみたら?
フィンジアはスプレータイプですが、あまり拡散しないジェットスプレーです。ミストタイプみたいに広がらず、頭皮の薄い部分に直接届く強めのスプレーになっています。
広がるタイプだと髪につく量が多く、ムダになってしまいます。容量が少ないフィンジアには、ジェットスプレーが最適みたいですね。
頭皮にプッシュしたあとの感触は?
塗った後はメントール+エタノールが効きます。スースー感が爽やかですが、冬はちょっと寒く感じるかも。
そして、スースー感の後は、何とも表現しにくいジワジワ感が出てきました。血行がよくなったせいなのか、浸透感なのか、何だかよくわからない感覚です。
フィンジアには、独自のゲートアクセス理論でカプサイシンが使われます。その作用なのかもわからないし、もしかして思い過ごしかもしれません。
唐辛子成分なので、ピリピリとかジンジンぐらいはあるかなと半ば期待しましたが、それは全然なかったですね。
フィンジアを1週間使ったところで変化は?
フィンジアでの育毛がスタートして1週間後。
こんな短期間で効果などは出るはずもなく、何も感じることはありません。
副作用やアレルギーは出ていない
フィンジアには、副作用を起こすような成分は含まれていません。なので、副作用の可能性はほぼゼロといっていいでしょう。
ただ、頭皮が敏感だったりアレルギー体質の場合、1週間以内でも反応が起こる可能性はありますね。でも、幸い私の場合は、今のところ何も起こらず。
身体に合わないということはあり得るので、しばらくは様子見ですね。
フィンジアを1ヵ月使った・返金してもらうなら今!
やっと、という感じで1ヵ月が過ぎようとしています。
ここまでで、もしフィンジアで効果が望めないと判断すれば、全額返金保証制度が利用できます。フィンジアは返品して、代金が返金されることに。
もし利用するなら、保管しておいた返金制度の説明書とダンボール箱の出番です。
でも、私の場合は利用しませんでした。1ヵ月で効果があるとは思っていないし、使用をやめる事情もないからです。
フィンジアを1ヵ月使っても変化は特にない
フィンジアの効果らしい、特に目立った変化はありません。これは想定通り。ただ、抜け毛が少なくなった気がするんですよね。
風呂場の抜け毛とかドライヤー時の抜け毛が少ないような…。本数を数えてないので、何の根拠もない思い込みかもしれません。気のせい?それとも効果が?
ともあれ、1ヵ月目はさほど目立った変化もなく、育毛進行中です。
フィンジアを2ヵ月使った・抜け毛が増えた気がするけど?
そして2ヵ月目を迎えようという頃、抜け毛が増えているような気がしました。1ヵ月目に感じた、抜け毛が減ったのとは逆ですね。
このときも、抜け毛のデータなどは取っていませんでした。なので、あくまで「感じ」なんですけどね。洗面台やデスクの上の抜け毛が、やたら気になります。
たぶん、不規則な生活とか栄養バランス、季節的な要因なんかの影響。一時的なものと自分で無理やり結論づけました。
初期脱毛の可能性もあり得ます
ただ、もしかしてこの抜け毛、話に聞いた「初期脱毛」かも。
もしそうだとしたら、
初期脱毛とは
それは育毛剤で活発化した毛根から新しい毛が出てくるとき、古い毛が押し出される現象です。
フィンジアが効いているサインなので、そうだったらいいんですが。でも、初期脱毛が始まるのは、使用開始から1週間〜1ヵ月といいます。
私の場合、ちょっと始まるのが遅すぎる気がして、とにかく決め手がありません。
要は、抜け毛が少々増えたからといって、ここであきらめるのは早すぎ。育毛剤の効果が出るのは3ヵ月〜半年もかかるといわれるので、ここは続行です。
フィンジアを3ヵ月使った・今度は本当に抜け毛が減った!
3ヵ月が過ぎたころは、嬉しさに浸っていましたね。一喜一憂してきた抜け毛が、今度は本当に減ったことを確信したからです。
あの目障りだった抜け毛が、本当に少なくなりました。枕についたり洗面所に散らばったりしていたのが、目につかないほどに減った事にある日気づきます。
しばらく注意していて、それが一時的なものではないことを確信した時は、本当にうれしかったですね。
「もうこれ以上薄くならない」と思った時の安心感。いや〜最高でした。
ちなみに、フィンジアの利用者は3ヵ月で96%が効果を実感するとか。(パンフより)私も人並みだったんですね。
フィンジアを6ヵ月使った・産毛が生えてきた復活の日!
使い始めから半年経過です。抜け毛が止まってからも、根がまじめな私はパンフレットの教えに従い、毎日2回休まずフィンジアを使ってきました。
5ヵ月が過ぎた頃、生え際あたりをチェックしているときに産毛を発見!まだ極細で短いながら、間違いなく髪の毛です。
このときの嬉しさは、達成感ですかね。この半年間、フィンジアについていたパンフレットを見て、できる限りのことはすべてやりました。
食事に気を配り、シャンプーを変え、睡眠時間を確保。日々のフィンジアにマッサージは欠かしませんでした。
その結果が、あの産毛となって見えているんです。この達成感も、また最高でした。いよいよ毛が生える!髪が復活します。
産毛とともに他の髪質も変わってきた
産毛を見つけたあと、頭皮マッサージの時の手触りが変わった事にも気づきます。指先には以前感じなかった毛の感触があり、産毛の数も相当増えているようです。
また、髪を手グシで梳いてみると、髪にコシを感じるようになりました。細かった毛が、根元から太くしっかりしてきたんでしょう。
頭皮の感触が変わったのは、産毛に加えて髪が太くなったこともあってのこと。これも半年間フィンジアを続けた結果の現れですね。
フィンジアを1年使った・髪の毛が増えてつむじが埋まる!
半年目で確認できた産毛と髪質の変化。それが、その後どうなるのかを楽しみにしながら1年目を迎えます。
実をいうと私がフィンジアに望んだのは、M字とつむじの薄毛を何とかすることでした。それが1年目にはつむじが何とかなったのです。
つむじの周囲が透けていたのに、すき間の地肌が新しい産毛で覆われてきました。
以前撮った写真と比べても、モロ見え状態が黒っぽく変わっています。他人が見ても、遠目では薄毛だと気づきにくい状態まで回復できました。
これなら自分自身でも納得でき、近頃は大切にしていた帽子を忘れがち。これもフィンジアの成果でしょうね。
フィンジアは国内の試験でも効果が出た
念願のつむじの改善は、ひとえにフィンジアのおかげ。やっぱり中身の違いだと思います。私が使い始めた動機も、キャピキシルやピディオキシジルの実証試験でした。
試験で育毛効果が示された以上、これは実力があると信じました。結果的にそれがよかったんですね。
私が見たのは全部海外の試験だったんですが、最近では国内でも臨床試験が実施され、そこでも効果が示されました。
内容では、モデルによるつむじの改善経過写真が印象的。私もつむじの薄毛だったので、我が身を見る思いです。
出典元:https://www.atpress.ne.jp/releases/160756/img_160756_2.jpg
数値的なものでは
臨床試験の結果
毛穴1個から生える髪の本数増加率35%増加
髪の密度12%増加
髪の成長度17%増加
などとなっています。
フィンジアを1年使っても生え際は…
抜け毛が止まり、つむじが埋まった成果は確かに確認できました。あとはM字(生え際)なんですが、これは仕方ないかな〜と思ってます。
あのリアップ(ミノキシジル)でさえ、生え際は効果が出ない可能性があるみたいです。医薬品ではないフィンジアに、これ以上は期待できませんよね。
ここまで回復できただけでも満足です。もう人目も気になりませんし、このあとは現状維持にシフトしていくつもりです。もちろんフィンジアでね。
フィンジアを1年使った・その使い方を全公開するよ
私はこの1年間フィンジアを使ってきました。その使い方は、フィンジアについてきたパンフレットが基本。
毎日休まず朝と晩で1日2回が基本
使う回数は1日2回。朝と夜に分けて使います。
清潔な頭皮だと浸透しやすいので、シャンプーの後がベスト。ただ、朝晩は洗いすぎで逆効果なので、夜だけにします。朝は前夜から寝ただけで、汚れも少ないのでそのままで。
夜はていねいに汚れを落とした、きれいな頭皮に使います。シャンプー後はドライヤーで8割方の乾燥がおすすめ。濡れたままだとフィンジアが薄められ、髪にも移って効果が落ちます。
髪は夜成長するので、夜のフィンジアは利用効率がよくなります。夜は特にていねいに塗るように心掛けました。
プッシュ回数は1回10プッシュで!
フィンジアのパンフでは、1回5~10プッシュとのこと。幅がありますが、私は10プッシュで使いました。残量が気になったんですが、ボタンを軽めに押すとほぼ1ヵ月使えます。
イクオス、チャップアップは内容量が120ml。それに慣れた人は髪が濡れるほど使いたがりますが、10プッシュで湿った程度でも効果はありました。
私の場合、ヘアブラシで分け目を3つ作り、そこへ直接当たるようにしました。髪についても無意味なので、できるだけ頭皮につけるための工夫です。
左右は各3プッシュ、真ん中が4プッシュの割り振りで、計10プッシュってことですね。
マッサージはとても大事
フィンジアをつけた後は、マッサージを欠かしませんでした。目的はフィンジアを塗り広げ、血行をよくして浸透・吸収をよくするためです。
やり方はパンフ通り。
マッサージのやり方
両手の指で前後左右から頭頂部へ揉み上げます。こうすると毛穴の周りの頭皮が柔らかくなり、毛穴から成分が浸透しやすくなるんです。
かける時間は1分程度でいいので、忙しい朝でも何とかなります。続けることで、結果は大きく違ってくるはずです。
1年使った体験談はこれで終わり。抑えどころをまとめますね。
フィンジアを1年使った体験・私が感じたことをまとめると?
使い始めて1年。私の感想を一言でいうと、「フィンジアで正解!」です。
育毛剤って本当にいろいろあります。その中で、エビデンス(科学的な根拠)があるものを探して、フィンジアに決めました。
抜け毛を防ぐ育毛剤なら他にもありました。でも、私はつむじとM字を何とかしたかったので、毛を増やせるものを探すとフィンジアになったんです。
そのフィンジアで、まずまずの結果が出せました。私の見る目は正しかったということですよね。
フィンジアの効果を生かすためにオススメしたいこと
1年間フィンジアを使っていて、ここは外せないなと思ったポイントがありました。
それは、毛穴を清潔に保ちたいということ。毛穴は皮脂やホコリで汚れが溜まりやすく、詰まったままだと成分が浸透できません。
せっせとフィンジアをつけても、毛穴が詰まっては効果は望めません。5chで、「フィンジア効かねー」なんて言ってる人は、毛穴が汚れてるのかも。
フィンジアの効果は確認されているし、私のつむじも改善されました。それがダメなのは使い方が原因の可能性が大!
大切なポイント
◎毎日シャンプーで頭皮汚れを落とす
◎脂肪の多い食事に偏らない
ここのところをきっちり実行してくださいね。
効果的に使える育毛アイテムを紹介
フィンジアで薄毛改善に励むとき、手元にあればいい結果に結びつく商品があります。持っておくと便利だし、必需品ともいえる商品を紹介します。
マイクロスコープ
自分の頭を拡大鏡で見られたら、毛穴のつまりや皮脂の状態が簡単にチェックできます。毛穴はフィンジアの浸透に関わる大事なポイントなんです。
クリニックへ行かないとそれは無理?そんなことありません。自分のスマホにつけられるマイクロスコープが、通販で買えるんです。
出典元:amazon
自分の頭皮が60倍に拡大され、毛穴の詰まりがクローズアップ画像で観察できます。頭皮が弱い人や脂っぽい人のセルフチェックに最適ですね。
そして、フィンジアで産毛が生えてきたのもいち早くキャッチ。鏡で見るより1ヵ月も早く効果が確認できるでしょう。
値段が安いので気軽に買えるし、レビューの評判も悪くありません。自分の頭皮や髪が高倍率で気軽に観察できるのは、すごく役に立ちます。オススメです。
育毛シャンプー
頭皮を清潔に、と思ってせっせとシャンプーしても、使うシャンプーによっては逆効果。店で売っているシャンプーの多くは石油系なので、おすすめできません。
理由は、洗浄力が強すぎて必要な皮脂まで落とします。結果、バリア機能を失って乾燥したり、フケ、かゆみが起こることも。
シャンプーはアミノ酸系の育毛シャンプーなら安心。値段は少し高いですが、頭皮や髪を保護するように作られています。
育毛シャンプーでは、フィンジアのシャンプーもあります。フィンジアの主成分配合の贅沢品。関心がある人は使ってみてくださいね。
国内外の試験でも示されているフィンジアの効果とは
フィンジアの効き目の基盤となるのはキャピキシルおよびピディオキシジルという二つの成分です。
その各々について海外でも少なからぬ数の臨床試験が行われており、それぞれに効果があることが示されているようです。どうやらフィンジアにおいてはこれらの成分によって複合的な効き目がもたらされているようなのです。
フィンジアの成分にはどのような効き目があるのか、そしてどういう仕組みでそういった効果をもたらすのか。各々の成分についてまとめてみました。
また、成分単独でなくフィンジア全体の使用における効果も、国内の臨床試験によって効き目が確認されていることが分かりましたので、それについても見ていきましょう。
フィンジアの効果は大学による試験で実証済み
フィンジアを販売しているユーピーエスの依頼により日本薬科大学が臨床試験を行っています。
その試験では、フィンジアの継続的な投与によって毛髪や頭皮にプラスの効果が生じることが確認されました。この試験については専門誌にも2018年に報告が掲載されています。
薄毛の傾向のある日本人の男性10人に対する24週間にわたるフィンジアの使用実験(毎日2回の投与)によって分かったのは、毛穴の本数が増加したこと。
毛髪の密度が高まったこと。また毛髪が太くなったことなどでした。単にメーカーが謳っている効用ではなく、専門の機関が実際の数値をもって示した結果なので信用できそうですね。
そこで実証されたこのような効果は、フィンジアのどういった成分によって、どのような仕組みでもたらされるのでしょうか?
成分ごとの実験とその結果をまとめ、そして、そういった結果をもたらす機序を考えてみましょう。
ピディオキシジルが育毛を促進する効果は海外における試験により実証
発毛効果があるとされ既に他の育毛剤に使われているミノキシジルについては知っている人も多いことでしょう。しかし一方でミノキシジルには副作用の懸念が言われていることも。
フィンジアにはそのミノキシジルは使用されていません。それではなぜミノキシジルの話をここで持ち出したかというと、フィンジアの主成分の一つとして使われているピディオキシジルは、ミノキシジルの分子内の一部を変化させた誘導体というものなのです。
ピディオキシジルは、ミノキシジルの性質のうち育毛を促進する作用は変えずに副作用の部分だけを取り除いたと言える有機化合物なのです。
そのピディオキシジルにはどのような効果があるのかというと、一つには毛髪が成長期間にある時間を長引かせることによって、抜け毛を減らして毛髪が太くなるまで成長させる効果があげられます。
これは繊維芽細胞の増殖因子を増やすことによって、毛乳頭や毛母細胞を刺激して分裂や増殖を増やすという仕組みによって生じる結果です。
一方で、ピディオキシジルには血管を太くする作用があることから血流が増えるので、養分が毛根に届きやすくなるという効用もあります。
このピディオキシジルという成分単独に関する臨床試験がイタリアの病院や研究所で数件行われており、それぞれの試験において投与によりプラスの効果が生じることが示されています。
キャピキシルは抜け毛を防ぐとともに髪を育てる
フィンジアの効果をもたらす鍵となるもう一つの成分がキャピキシルです。このキャピキシルに関しても海外の製造会社が多種類の試験を行ったデータがあります。
そして効果が見込めることが論文の形にもなって公開されています。
例えば、キャピキシルを4か月投与した男性のグループ(実験群)と、効果の無い偽薬を与えた対照群について髪質を調べて比較した対照実験があります。
それによると、4か月後にはキャピキシル投与のグループにのみ特異的に成長期の髪が増えていました(13%増)。
一方、同じ投与グループで休止期にある髪は29%も減少しており、対照群では休止期の髪が23%増えていることと比べると鮮やかな効果を示唆しているように見えます。
毛髪のライフサイクルの中で休止期というのは、この後抜け落ちるのを待つだけの時期だということです。
その抜ける前の時期にある毛髪が30%近くも減って、成長期にある髪が増えたということは、抜け毛の防止と育毛促進の両方の面で効果を上げることが期待できるということでしょう。
キャピキシルがこのように育毛および脱毛抑制の両面から効果をあげることができる理由はなんなのでしょうか。実はキャピキシルは二つの成分が混合されてできています。
その一つであるアカツメクサ花エキスはビオカニンAを含んでいます。男性型脱毛症の原因とされるジヒドロテストステロンは5αリダクターゼから生成されるのですが、ビオカニンAはこの5αリダクターゼの作用を抑制するのです。
これによって抜け毛の防止が期待できるわけです。
他方、キャピキシルを構成するもう一つの成分であるアセチルテトラペプチドが育毛促進の役割を担っていることになります。
アセチルテトラペプチドは毛根の近辺の細胞を蘇らせて毛母細胞や毛乳頭を刺激することにより毛髪の成長を促進させる効用が期待できるからです。
キャピキシルが臨床試験でも抜け毛防止と育毛の二重の効果を示している鍵は、この二つの成分にあったことが分かります。
このように見てくると、フィンジアの特徴的な成分については、国内国外の臨床試験で科学的にも統計的にも確認されていることが分かりました。
メーカーによって効用が高く謳われていても実証されたデータが見当たらないようであれば、なかなか信用できませんが、フィンジアの場合は信じられるデータが少なからずあるようです。
そして、その効果は毛髪の成長を促進するという方向と、抜け毛を減らすという方向の二面から上がっていることが分かりました。
もちろんそのそれぞれについて試験で確認済み。つまり科学的に検証が為されていると言って良さそうです。
こうなると、効用という面では良いことずくめのようで、すぐにも飛びついて良さそうに思えます。
フィンジアには副作用の心配はないのか?
フィンジアに使われている成分の中で、ピディオキシジルは副作用を心配する人にとって最も気になる成分なのではないでしょうか。
先ほども述べたようにピディオキシジルはミノキシジルの分子を一部改変して作られたもの。ミノキシジルには副作用が多いことはすでに知られているからです。頭皮のかゆみや湿疹、動機やめまい、低血圧、肝機能への影響など。
しかし、どうやら心配は無用のようです。ピディオキシジルには、そのような副作用は無いとされています。ミノキシジルのような悪影響がないように改善されている誘導体だというわけですね。
もちろん特定のアレルギーがあったり頭皮にはじめから異常があるような場合は必ずしも保証の限りではないでしょうが、そういうことがないならば大丈夫とみてよさそうです。
他の成分はどうなのでしょうか?
フィンジアに含まれているビオカニンAがジヒドロテストステロン(DHT)を抑え脱毛を抑止すると、さきほど書きましたが、同様な作用を持つヒオウギエキスという成分もまたフィンジアは含んでいます。
ジヒドロテストステロンといった脱毛に関わるホルモンを抑える作用というと、同じ作用のあるフィナステリドの副作用を連想する人もいるかもしれません。けれどもフィンジアの場合は内服用ではありませんので、身体に影響することは無いと考えられます。勃起不全などの心配は無いでしょう。
またフィンジアが含有するカプサイシンは唐辛子の成分だということで、刺激が強いのではないかと危惧する人もいるかもしれませんが、フィンジアが含んでいるカプサイシンの濃度の低さからみると、そのような心配は要らないようです。
他にメントールやエタノールも含まれていますが、頭皮が正常で、またアレルギーなどがないのならば問題はありません。アレルギーが心配な人は皮膚アレルギー試験を受けておくと良いでしょう。
まとめ
このように見てくると、フィンジアの特徴的な成分については、国内国外の臨床試験で科学的にも統計的にも効果が確認されていることが分かりました。
その効用は毛髪の成長と抜け毛の抑止という二面において期待できるようです。
プラスの効用があることが分かっても、仮に副作用が危惧されるような場合は飛びつくわけにはいかないでしょうが、フィンジアでは成分面で副作用を避ける工夫がなされていることが分かりました。
効果についての臨床試験が多数行われている中で、副作用の報告は特に無いのでしょうから、その点でも実証済みと考えて良いかもしれません。
効果が科学的に示されている上、副作用の心配も無いというわけですから、フィンジアの評判が高いのもうなづけます。